転職と家探し時期が被ったときに注意すべきこと。住宅ローン審査で効いてくるポイント3つ。

私:「(某大手の)T社を今月退職するんですよ〜」

ふとした縁で、営業感皆無の、不動産知識と経験豊富な某不動産会社支店長さんと知り合うことになり、軽いノリで始まったお家選び。

休日に家族総出で、その支店長さんに案内されて新築物件を見に行こうとした矢先に、世間話のつもりで転職することを口に出してみた。

支店長:「え”っ…」

おや? いつもの支店長さんのホンワカ空気が変わった。後で聞くと、隣にいた妻も感じたという。

住宅ローン審査で効いてくるポイント3つ

具体的な購入スケジュールも決めていない、いいのがあったら考えてみるか程度の意識だったこともあり、全く勉強してこなかった住宅ローンに関すること。

家を買うくらいの金額を貸す銀行など金融機関の立場になって考えてみれば当然のことで、住宅ローンを組む際に効いてくるポイントとしては以下の3つ。

  1. 勤続期間
  2. 収入の安定度合い
  3. 勤務先企業の知名度 というより規模か

上の順序で並べたのは意味があります。関係者数人に聞いて回った感触だと、優先度はこんなもんでした。そして、転職の話題を振ったときの支店長さんが醸す空気は、これで理解しました。

勤続期間

勤続期間が短いと、住宅ローン審査はまず通らない。例えば1ヶ月とか。

最低でも3ヶ月分の給与明細が必要で、半年分の収入が記載された源泉徴収票があると尚良し。

2〜3年勤務した後の源泉徴収票があれば、まず落ちることはない。次の収入の安定度合いにも依りますが。

収入の安定度合い

勤続期間が長く、その間安定して収入を得ていれば、審査に通る可能性は更に高くなる。

逆に、例えば自営業で毎月の収入が安定しないようだと、審査に通るのは厳しいんだそうで。

勤務先の企業規模

審査に通る通らないではなく、通った後の優遇幅に効いてくるのが、勤務先の企業の規模。

この会社ならまず潰れることはないだろう。そこに勤める人であれば、安定してローン返済可能だろう。と銀行が判断できれば、最大の優遇で金利を値引きしてくれるそうです。

例えば某銀行のこの表示。

額が小さすぎて例が悪いけど… この差額-0.05%が、勤め先企業のネームバリュー分てことですね。複利計算すると、まあまあ効いてきます。

自分が置かれた状況を理解する

そういう訳なので、来月転職するということは、この先少なくとも3ヶ月、確実なのは1年以上、次の勤務先で働いた後、住宅ローンを組む必要があると。

更に、納得の上で転職する訳ですが、企業規模はコンパクトになる(言葉を選びました)ので、金利の優遇が得にくいと。

逆に言えば、今月いっぱいは某大手のT社の威を借りることで、銀行から最大優遇幅の金利でお金を借りることができると。

※注意:
あまり大きな声では言えませんが、転職直前で現職の企業名で住宅ローンを組むこと自体は問題ありません。あくまで今所属している企業名と、その企業での収入の実績(源泉徴収票)が審査対象になるので。

そんな訳で、最も有利な条件で住宅ローンを組むには、完成品の住宅を決めた上で、全ての手続きを済ませ、今月中に引き渡す必要があるということが、9月5日に判明したのです。

家の購入手続き、住宅ローン審査&申請、登記手続き、引き渡しに必要な時間を逆算すると、気に入る家を見つけて購入を決断するまでに残された猶予は、なんと、たったの4日

妻と二人で出した結論

夜ちゃんと眠れる程度にではありますが、結構悩みました。

で、結論から言うと、某大手T社の威を借りるのは、諦めました。今まさに辞めようという会社のネームバリューを借りて大金借りるのは、ちょっと…ね。

何より、たった4日で一生に一度あるかないかの買い物を決断できるほどの度胸もないので。

そして諦めたその日の夜に届いたのが、この本。

これを読まずに家購入を決断しなくて、本当良かった… と、妻と二人で胸を撫で下ろしました。特に同意したのが、以下のお言葉。

生涯で一番の買い物がフィーリング?!
失敗したら30年買い替えができないのに…

住宅はほとんどの方にとって生涯で一番高い買い物です。ということは生涯で一番下調べをすべきところですが、家電製品を買うときよりも下調べが少ないなんてことが往々にしてあります。

本当、そうでした…。

表紙にも書いてありますが、『大事なことは目に見えない。家づくりは「見えないこと」が大事です。』なんですって。

主に断熱・気密性能のことなんですが、この本を読むまで、国際基準の性能なんて、全く意識していませんでした。その辺をちゃんと意識した工務店の方に話を聞くと、出るわ出るわ。今まで常識と思っていたことの非常識が。

まだまだ素人に毛が生えた程度の知識量ではあるけれど、備忘録として、この辺りの情報を少しずつ纏めていこう…。

それでは、また。

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