買ってはいけない太陽光チャージコントローラ。

12V/24Vを自動認識してくれる上、驚くほど安いので試しに買ってみたのが、このチャージコントローラ。

蓄電池の電圧をデジタル表示してくれるインジケータ付きなのはとても便利で、実際、とらんじしょん昭島主催のオフグリッド映画上映会ではとても重宝しました。

蓄電池やグリッド対インバータの説明を、NPO法人 非電化地域に蓄電池を贈る会 代表鈴木さんより。

が、普段の蓄電に使用するには不向きであることが判明。

きっかけは車のダッシュボードに設置した蓄電システムの、曇天時の状況。

ちょっと信じがたい事態が起きたのでした…。

このチャージコントローラが持つ問題点

チャージコントローラ自体の電力消費がデカすぎる

曇天続きだと発電できるほどの太陽光が降り注いでくれないので、チャージコントローラ自身と、負荷側(スマホ充電器とかですね)が消費するだけになってしまいます。

チャージコントローラには過放電防止機能が付いているんですが、その機能でカットできるのは負荷側のみで、自分自身の消費電力はカットしようがありません。

ので、何が起きるかというと、チャージコントローラが蓄電池の容量全て使い切ってしまう!のです。

蓄電池の寿命を延ばすため、通常は容量の半分程度に留めるべきなのに、本当に全部使い切ってしまうんですよね…。

曇天が5日ほど続いたある日見ると、チャージコントローラのインジケータが6[V]程度を示していました。

蓄電池容量は24[V] 24[Ah]。

ほぼ全て使い切ったとみなして、チャージコントローラ自体の消費電流量がどの程度なのか、計算して見ると、以下の通りです。

1000 [mA/A] x 24 [Ah] / (24 [h] x 5日) = 200 [mA]

え… 200[mA]??

どんなに行っても数十[mA]程度だろうと思っていたのに、誤差ありまくりの概算とはいえ、この消費量は驚きでした…。

蓄電池を消費しきった後の充電時動作がひどい

そんなわけで、自己消費で蓄電池を使い切ってしまう、困ったチャージコントローラ。

太陽光パネルを複数接続して一気に蓄電池を充電しようとしたところ、このチャージコントローラを使うと、また別の問題が発生しました。

一旦消費仕切ってしまった蓄電池の電圧6[V]から、本来の24[V]まで充電して回復させようとすると、チャージコントローラはこのシステムが12[V]であると勘違いして、14[V]付近で充電を止めようとします。

にも関わらず、もっと行けそうだ!と思うのか、LEDインジケータや液晶がパタパタと明滅を繰り返すという、奇妙な状態に陥ります。

もうこのチャージコントローラを使うのは金輪際やめよう…。

まとめ

一時的な用途ならいいんですが、普段の生活で使うものは、本体の消費電力が明記されていないチャージコントローラを使用すべきではないですね。

PWM方式なら、電菱さんのチャージコントローラを使いましょう。

消費電力はなんと、公称値1[mA]です。

12V/24V兼用ではないですが、例のインジケータパタパタ問題があったりするので、きっちり専用のものを使い分けた方が良いですね。

兼用でもスイッチで切り替え可能な製品とか。

とにかく、ちょっとくらい高くても信頼の置ける、できるだけ詳細なスペックを公開している製品を購入しましょう。

って、当たり前の話に落ち着いてしまった。

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